それでも生きるあなたへ

空に浮かぶバルーン

突然自転車がパンク!
そんな時あなたは…
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車中泊の準備を整えるためホームセンターで買い物した帰り、突然「プシュ~~~ッッ!!!」という壮大な音を立て自転車の前輪が萎んでしまった。あいたたた釘でも踏んだのかとタイヤを見るも何もない。どうやらタイヤとチューブの経年劣化によりパンクしたようだ。知り合いの自転車ガチ勢は1年に一度タイヤとチューブを新品に交換すると言っていたがわたくしのようなニワカチャリダーは何年も無交換。なんだったら今回のようにパンクするまで放置していたりする。もちろん山や長距離を走るなら定期交換するがその辺走るだけだとねぇ…と、そんなわたくしのようなものぐさチャリダーのためにパンクした時の対処方を記す。

え?そんなの自転車屋さんに修理に出せばいいじゃんって?

そんなことしたらDIYが持つ「俺様の手でなんとかしたった感」が味わえんだろうが。

パンクしたらまず
安全に自転車を降りましょう

これ基本中の基本。子供の頃は「パンクしやがった!でも行ける所までいっけぇぇ~~~!!!」と、とにかく押して歩くのがめんどかったのでそのままペシャンコのタイヤをガタガタいわせながら自転車を漕ぎ続けたものだが大人の体重でそれをやると危ないわ自転車は壊れるわで良い事ない。おかしいなと思ったら安全な場所を探して降車しましょう。この「安全な場所を探して」という作業、実は多くの人ができない。これは保険屋をやっていた時の経験から来ている信頼してもらっていい情報だが、自転車に限らず車に限らず人はトラブルが起きると大なり小なり必ずパニックになるので安全な場所を確保する前に道路で停まったり、道路を歩いたりして事故にあってしまう。

『道路で何か起きたらまず安全な場所に避難する!いろいろ考えるのはその後!』

元保険屋さんが声を大にして言いたい鉄則。
通り慣れすぎて忘れている"道路は危険な場所である"ということをしっかり思い出し、何か起きてパニックになるのは仕方ないとしても「どうしよう!でも今慌てて飛び出したら事故にあうかも!」という意識は併せて持っていてほしい。

たまに高速道路で故障した車のドライバーが車外に出てはねられたりしてるでしょ?あれはそういうこと。あなたは絶対にそうならないでね。

実際に前輪を交換していきましょう

それではパンクしてしまった前輪のタイヤとチューブを交換していく。ハッキリ言って前輪は簡単なので慌てることはないが、後輪だとバラすパーツがたくさんあるし組み付け後の傾き調整も必要なので難易度は高い。それでも自分でやってみたい人は時間に余裕がある時にネットの自転車屋さんの情報提供でも受けながら覚悟してやってみてください。

今回なぜチューブだけでなくタイヤも交換するのかというと、タイヤが古すぎてヒビ割れており内部にささくれが発生しチューブを傷つけてしまうため。ていうかパンクの原因これじゃね?やはりタイヤの定期交換は必要。

それでは実際に作業していきましょう。

パンクした前輪
はいペッシャンコ。タイヤのヒビ割れもハッキリ目視できる。こうなる前に交換しましょう。
タイヤに刻印された規格
まずはこの部分を、平成の言い方するなら"写メって"ホームセンターに行き、店員さんに「この規格のタイヤとチューブをください。」とお願いする。
前輪固定ナットの保護キャップ
新品のタイヤとチューブを手に入れたら前輪を取り外す。こんな保護キャップが付いている場合は傷つかないようにタオルなどをかましプライヤーでネジネジして取り外す。この時、タイヤが外れた後のフレーム接地場所にタオルでも段ボールでもなんでもいいので保護材を敷いておくと傷が入らず良い。
前輪固定ナット
保護キャップを外すとナットが出てくるので左右取り外す。フレームの内側にもナットがあるがタイヤを取り外す時は外側のナットだけで良い。というか内側のナットをいじるとタイヤの傾きが変わり運転中グワングワンなるので要注意。
前輪を取り外したところ
前輪を取り外したところ。ね?フレームが地面についちゃってるでしょ?こうならないように保護材を敷いててねっていう悪いお手本です。まぁ下が土だから大丈夫なんだけど。

そしてタイヤとチューブを外す。両者ともペシャンコ状態なのでなんだったら手だけでも外せるがパンク修理用のプラスチックのテコがあれば外しやすい。マイナスドライバーでも良いけど中のチューブを傷つけたくない場合はプラスチックのやつ推奨。
新品のタイヤとチューブ
新品のタイヤとチューブ。チューブを開封してタイヤの中に詰め込んでおく。
タイヤに刻印された進行方向の矢印
タイヤには進行方向が記載されているので間違わないように前輪にセットする。
ホイールのバルブ穴
ホイールに空いてるこの穴にチューブのバルブ(空気入れをセットする金具の部分)を通す。あらかじめバルブの留め金を外しておき、通した後に留め金を締める。
新品のタイヤとチューブがセットされた前輪
タイヤとチューブをホイールにかぶせ、プラスチック工具のテコで少しずつハメ込んでいけば交換完了。空気を入れてタイヤに変な歪みがないか見る。もしあれば空気を抜いてみてその箇所を正しくセットしなおす。

とまぁこのような流れ。
所要時間30分ほど。前輪お手軽です。

小さな幸せはDIYに詰まっていると
見つけたり

正直パンク修理もタイヤ交換も自転車屋さんに持っていけばリーズナブルな金額でやってくれるのでそれに越したことはないのだが、やはりちょっと冒険して自分でやってみるというのは良いもの。簡単な作業のはずだけど不慣れで予想外に時間がかかったりしてちょっと後悔したりもするが、やはり自分で組んだ自転車に乗って新品のタイヤの食いつきを感じた時の満足感はお金では買えないものがある。その体験を得るための、DIYは人生を豊かにする薫り高きスパイスではないかと思う。

ただしコスパは良いがタイパは悪い。

だが、

あぁでもないこうでもないと真剣に闘った経験は一生の友になる。